日東化工機株式会社
 
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鉛  板

鉛板鉛板・硬鉛板(圧延板)は、硫酸などの薬液に対する耐食性に優れていることから化学用プラントや屋根及び壁材などの建築用、病院のレントゲン室でX線の防護等の医療用として使用されています。また、密度が11.34g/cm3と高く、遮音性にも優れています。

-製造方法-
鉛板・硬鉛板の製造は、圧延機で行います。
圧延する鉛素材は、鋳造によって スラブと呼ばれる原板を製造し、これを圧延機で繰り返し圧延さし、要求あるさに仕上げます。全国鉛管鉛板工業協同組合では、長い経験から、原板から製品厚さまでの圧下率が役60%以上であることが望ましいと定義し、鉛板を供給しています。



◆鉛板・硬鉛板の特長・仕様◆

種 類
記 号
成  分
適 用 寸 法
参  考
鉛板
PbP
純度99.9%以上の鉛板
厚さ0.3mm以上70mm以下、
幅2000mm以下及び
長さ5000mm以下
引張強さ10.5MPa
伸びは60%程度
硬鉛板4種
HPbP4
アンチモンを4%添加した鉛合金板
厚さ3.0mm以上6.0mm以下
幅1000mm以下及び
長さ2000mm以下
引張強さ25.5MPa
伸びは50%程度
硬鉛板6種
HPbP6
アンチモンを6%添加した鉛合金板
引張強さ28.5MPa
伸びは50%程度